2014年4月29日火曜日

2014年4月29日(火) 板楠忠士サンボ研究(ヴィクトル古賀式)・サンボ教室報告

<日程>
(〒860-8558熊本県熊本市中央区内坪井町4-8)

<時間>
9:00~12:00

<講師>
 板楠忠士:熊本中央高等学校教諭、ヴィクトル古賀先生( ソ連邦スポーツマスター)の弟子
 東海大学体育学部武道学科卒
 
 サンボでは、1994年全日本サンボ選手権大会- 68kg級優勝の実績を持つ。
 
 柔道では、1990年嘉納治五郎杯国際大会-60kg級優勝、 1992年全日本学生体重別選手権大会-60kg級優勝、 1992年カナダ国際大会-60kg級優勝、 1992年アメリカ国際大会-60kg級優勝、 1992年嘉納治五郎杯国際大会-60kg級優勝( 当時史上3人目の2連覇)、 1994年講道館杯日本体重別選手権大会-60kg級優勝、 1994年デンマークコペンハーゲンカップ- 60kg級優勝などの実績を持つ。

 今回の教室では、ヴィクトル古賀先生の弟子である私、板楠忠士が講師役を務めた。
 サンボの競技ルールの説明から始まり、サンボ着の握り方、サンボとヴィクトル古賀先生との関わり、柔道におけるサンボの必要性、技術指導(アキレス腱固め、膝十字固め、片足蟹挟み、ヴィクトル投げ、ヴィクトル式十字固め、フライパン返し、ヴィクトル式、板楠式、それぞれの飛び付き十字固め)を行った。
  
 益城柔道クラブが参加し、サンボへの関心の高さが見受けられた。
 
 殆どがサンボの技術を見るのが初めてであった。ロシアの国技、「サンボ」という言葉も初めて知った方々ばかりであった。
 
 技術練習では積極的に技に取り組み、のみ込みの早い子どもたちの姿を見ることができた。

 また、皆さんのサンボへの関心の高さとは反対にサンボに接する機会は皆無に等しい様子も改めて実感した。
 
 サンボに関心を持って下さる方が少しでも増えるように、また、ンボの技術を取り入れて柔道に挑む生徒たちの高い志に微力ながも力添えができるよう、私たちも日々精進しなければならないとつくづく思った。
    
 Victor T Itakusu