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2013年7月11日木曜日

2013年7月10日 板楠忠士サンボ教室ヴィクトル古賀式「新・これがサンボだ!」報告

昨日(7月10日水曜日)、熊本学園大学樹道場柔道場にて「サンボ教室」が行われた。

今回の教室では、ヴィクトル古賀先生の弟子である私、板楠忠士が講師役を務めた。サンボの競技ルールの説明から始まり、サンボ着の握り方、サンボとビクトル古賀先生との関わり、柔道におけるサンボの必要性、技術指導(アキレス腱固め、膝十字固め、片足蟹挟み、ヴィクトル投げ、ヴィクトル式、板楠式、それぞれの飛び付き十字固め)、スパーリング3×10などを説明・実践した。
 
熊本学園大学柔道部、九州学院高校柔道部、熊本中央高校女子柔道部が参加し、サンボへの関心の高さが見受けられた。また柔道部関係者以外からサンボを習いたい、見てみたいと興味をもたれた(社)日本スポーツ 吹矢協会公認指導員、日本スケート連盟指導員、熊本県アマチュアボクシング連盟参与阿南知彦さん、総合格闘技セイゴ道場代表井上誠午さん、H24全日本サンボ選手権大会出場有働征弘さん、熊本中央高校教諭竹原一輝さん、H24全日本サンボ選手権大会74㎏級2位・H25プーチン大統領杯サンボ選手権大会2位原口直也さん、八代東高校教諭田中勝一郎さん、熊本学園大学石橋剛士さん等が参加された。

サンボの技術を見るのが初めての方もいたが、実際の練習では積極的に技に取り組み、のみ込みの早い生徒の姿も見ることができた。

また、皆さんのサンボへの関心の高さとは反対にサンボに接する機会は皆無に等しい様子も改めて実感した。サンボに関心を持って下さる方が少しでも増えるように、また、サンボの技術を取り入れて柔道に挑む生徒たちの高い志に微力ながらも力添えができるよう、私たちも日々精進しなければならないと思った。

技に魅了された様子で、勢いよくその場でさっそく練習に取り組み始めた。

高度な技にも臆することなく練習に挑んでいたのが印象的だった。
また初めて見るサンボを見られた方は、サンボの高度な技術に驚きの様子であった。
 
他国の格闘技であるにも関わらず、違和感を持つこともなく、柔道への技術につなげようとする大学生、高校生たちの姿を見て、これからの日本柔道界はサンボ導入が必要不可欠であると実感した。

板楠忠士